化学物質問題市民研究会のWEBサイトにローマ決議 MCS の療法と予防戦略に関する合意のWEBページが公開されています*1。これらに対する一意見を以下に述べます。
MCS 批判者の議論において主要なものは、他の拙エントリで示した、(疾患概念)MCS の存在に関するMCSのシステマティック・レビューとMCSに対する世界の医学会等の見解であると本エントリ作者は考えます。例えば、ウィキペディア「化学物質過敏症」の懐疑的意見においても同様です。これらの批判への反論を一切しなくて、一方的に MCS の療法と予防戦略に関する合意をしても、説得力に欠けると本エントリ作者は考えます。
ちなみに、この合意の署名者に日本人はいないようです。
注:本エントリは仮公開です。予告のない改訂(削除、修正、追加、公開日の変更等)を行うことがあります。
*1:このページ中には一次情報のpdfファイルがリンクされています。さらに、このページを引用するrun様のエントリ「ローマ決議MCS の療法と予防戦略に関する合意」があります。